美容院で自分の髪をカットしてもらう美容師を選ぶとき、その基準として「美容師歴・経験年数」を一つの目安とする方も多いのではないでしょうか?
この記事では、美容師歴・経験年数が【美容師を選ぶ際のポイント】として『どれくらい重視すべきなのか?』『そこまで気にしなくてもいいのか?』などについて、美容師の視点から解説します。
あなたが美容師を選ぶときの参考になればうれしいです。
それでは早速本題へと入っていきましょう。
美容師を選ぶ際に抑えておきたい【美容師歴・経験年数】を解説

美容師歴とは
美容師歴とは、美容師が美容院(美容室)で働いてきた年数のことです。
美容専門学校を卒業し、サロン(お店)に就職して働き始めた年が1年目。その後1年ごとに2年目、3年目という風に美容師歴を表す年数が増えていきます。
美容師歴は、技術の高さや知識の深さを示す一つの指標と考えてよいでしょう。
基本的に、美容師歴が長いほど多くの顧客に対応してきた経験があり、様々な髪質やスタイルに対応できる可能性が高いです。
とはいえ、中には歴が短くても技術や接客レベルが高い人もいるので、短いからダメというわけではないですからね。
カットの経験値が増えるのはスタイリストになってから
美容師歴には大きく分けて2つの期間があります。
2つの期間とは【スタイリストデビュー前のアシスタント期間】と【スタイリストデビュー後】です。
基本的に美容師は入店から1年~3年間ほど(もっと短いとことも長いところもあります)は、アシスタントとして主にシャンプーやカラー・パーマなど、カット以外の技術でお客さんの髪に接していきます。
アシスタント期間を経て、スタイリストとしてデビューをしてからヘアカットを任されるようになるわけです。
つまり、お客様のヘアカットをした経験値が増えるのはスタイリストになってからになります。
ですので『お客さんのヘアカットをしてきた経験が豊富な人に担当してほしい』という場合は、スタイリストデビューしてからの年数【スタイリスト歴】のほうを重視するほうが良いですね。
美容師選びにおける美容師歴の基本的な考え方
基本的に、美容師歴が長い美容師は技術力やサービスの質が高い人が多いです。
ただ、あくまで期待値が高いということであって【経験が長い=満足度が高い】が100%当てはまるわけではありません。
正直に言うと『経験が長くても・・・』みたいなことも普通にあります。
とはいえ【美容師歴が長い=満足度の高いサービスを受けられる可能性が高い】のは間違いないので、美容師歴を美容師選びの一つの目安にしておくと良いですね。
次に、「美容師歴が長いことのメリット」について詳しく説明します。
美容師歴が長い・ベテラン美容師のメリット

技術力の高さと知識の豊富さ
美容師歴が長いほど、技術力が高い傾向にあります。
美容院で働き始めた時から様々な技術を学び、多くのお客さんの髪を担当していく中で、技術のレベルが上がっていくからです。
具体的に言いますと、カット技術では、それぞれの髪質や骨格に合わせたカットができたり、カラーリングに関してもベストなカラー剤の選択・配合に塗布の技術を習得しています。
さらに、お客さんの多様なニーズに対応できる柔軟性と対応力を持ち合わせていることが多いです。
たとえば、クセ毛やダメージヘアといった難しい髪質の扱いにも慣れていたりと、経験が長いからこその知識やテクニックを持っていたりもします。
経験値によって美容師としての引き出しが多い
美容師歴が長い美容師には【引き出しの多さ】という強みがあります。
長年にわたり美容の業界にいることで、最新トレンドだけでなく過去に流行ったヘアスタイルなども知っているので、提案できるヘアスタイルの引き出しが多くなるんですね。
ですから、ミドルエイジやシニア世代のお客さんを満足させることに関しては、若手よりもベテラン美容師のほうに分がある場合が多いです。
顧客対応力に優れている
これまでに多くのお客さんと接してきた経験があるため、一人一人のお客さんに対しての対応力も高いです。
【何を求めているのか?どうなりたいのか?】を把握し、満足感の高いサービスを提供するために必要なコミュニケーション能力があります。
接客力も磨かれていて、お客様さんリラックスできる空間を演出してくれるでしょう。
結果として、お客さんと良い関係が築かれやすく、リピーターが増えたりや口コミでの評判が高まる傾向にあります。
そして、これらの事がお客さん目線から見たメリットとなっていると言えるのです。
次に、「美容師歴が短いことのメリット」について詳しく説明します。
美容師歴が短い・若手美容師のメリット

トレンドに敏感+新しいものを積極的に取り入れる
若い世代の美容師は、新しい技術や若者発信の最新のトレンドに敏感であることが多いです。
新しいもの(技術・商品)を取り入れることにも積極的で、それらをお客さんに提供することができます。
これにより、若い世代や最新トレンドに敏感なお客さんのニーズにも対応できる傾向にあります。
若いからこそのフレッシュさ
若い美容師は、まだ美容師歴が浅いからこその凝り固まらないフレッシュな視点やアイデアを持っていることが多いです。
流行し始めて間もないスタイルや技術を提案することにも積極的であったりします。
これにより、お客さんからの立場からすると最新のトレンドを押さえたヘアスタイルを提案してもらうことができるでしょう。
コミュニケーションの柔軟性
若い美容師の中には、柔軟で親しみやすい接客を得意とする人も多いです。
そういう美容師は、お客さんと和やかな雰囲気でコミュニケーションを取ることができます。
堅めの接客よりも親しみやすい接客スタイルの美容師を好むなら、ベテラン美容師よりも若い世代の美容師のほうが見つけやすいでしょう。
まとめ:美容師の選び方における「美容師歴・経験年数」の考え方

この記事では、美容師選びにおいて美容師歴・経験年数をどのように考えると良いか?についてお伝えしてきました。
美容師歴が長いことのメリットと、歴が短いことのメリットがそれぞれにあります。
とはいえ、ベテランだから〇〇、若手だから〇〇、というのはあくまで傾向の話です。
ベテランでも若手によく見られる特徴を持っている人もいれば、逆もまたしかり。
最後は実際にサービスを受けてみることが、最もその美容師さんの技術や接客を知ることになります。
あなたが自分にぴったりの美容師を見つけられますように。

